A2 SURF BLOG

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エディーアウカウ メモリアル2

伝説のハワイアンサーファー、エディ・アウカウはものすごく昔の人ってイメージもってる人もいるかもしれないけど、1946年生まれだから、生きていれば、今63歳ってことになる。そんなに大昔の人ではないわけです。


エディはハワイに生まれて、ノースショアでビッグウェーブに乗ったり、サーフィンの大会などに優勝したりして、地元ではちょっとばかり有名な人だった。
その後、ワイメアで初のライフガードの職に就き、たくさんの人の命を救ったと言われている。


1978年、エディーが32歳の時。
エディーは、航海カヌー「ホクレア」に乗り込みタヒチまでの航海に参加したが、船はモロカイ海峡で遭難にあう。

彼は、遠くにかすかに見えるラナイ島の明かりを目指して、サーフボードを持ち出し、一人荒波の海に救助を求めてパドルアウトした。

しかし、そのまま二度と彼の姿を見たものはなく、帰らぬ人となってしまった。(他の乗客はその後全員助けられた)

彼が乗って行った、赤いサーフボードだけが、のちに沖合で見つかったそうです。


その勇気ある行動と悲劇的な最後が地元ハワイの人たちの心を打ち、伝説的となりハワイの英雄となった。


「1986年より、彼の功績を称えたビッグウェーヴ・サーフィンの大会「クイックシルバー・イン・メモリー・オブ・エディ・アイカウ(通称「The EDDIE」)」が不定期で開催されている。不定期というのは、彼がこよなく愛したノースショアのワイメア・ベイに25フィート以上の大波が入らなければこの大会は開催されないからで、これまでにわずか6回しか行われていない。」(Wikipediaより)


1986年の大会では、アイカウの弟である、クライド・アイカウ(プロサーファー)が優勝するという、もうひとつのリアル伝説が作り上げられた。




↓生前のエディーの写真が多くのっている
http://www.eddieaikaufoundation.org/eddie_photogallery.htm



ちなみに、ホクレイア号は、その後、復元され、2007年には日本にも来たことがあります。
↓現在のホクレイア号
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:HOKULE%27A001.jpg



過去のエディーメモリアルの優勝者

大会優勝者 / WINNERS LIST:
1985 - Denton Miyamura (Hawaii)
1986 - Clyde Aikau (Hawaii)
1990 - Keone Downing (Hawaii)
1999 - Noah Johnson (Hawaii)
2000 - Ross Clarke-Jones (Australia)
2002 - Kelly Slater (Florida, USA)
2004 – Bruce Irons (Hawaii, USA)


私、a2は、1985年〜1989年までハワイに住んでました。
もちろん、1985年の大会と1986年の大会はハワイで見ていたのですが、
今思うと、その時期にハワイにいて、しかも自分もサーフィンをしていたということと、
25feet以上の波にならないと開催されないという運まかせの大会であるのに、2年連続で開催されたこと、
そんな経験ができたことがとてもラッキーなことであったし、自分でも今更ながらびっくりしている。

残念なことは、その時の写真がみあたらないこと。。。。(泣)



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