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安易に原子力発電はやめられない?!

原子力発電をやめたら、日本の電力の約3分の1を何でまかなうのか?という問題にぶつかる。

火力発電、水力発電風力発電、ソーラー発電とかあるじゃないかぁー!


と言いたいですよね〜。


言うのは簡単です。でもそんな簡単に行くのでしょうか、原子力をやめて、ほかの発電方法にしてそれで簡単に解決するのでしょうか?



それぞれの発電にはそれぞれ長所(メリット)、短所(デメリット)があるみたいですよ。それをちょっとあげてみますね。


【火力発電】

長所
石炭や石油燃料を燃やしてその水蒸気でタービンを回す。(蒸気機関車の仕組みと同じです)燃料の調整をすることで、発電量の調整も安易に行え、非常に扱いやすい。
日本の電力の70%近くを火力発電でまかなっている。

短所
化石燃料を使うため資源の枯渇が大問題。二酸化炭素や窒素酸化物を大気中に放出してしまうので、地球温暖化の原因と言われている。


【水力】

長所
水を高いところから低いところに落とすことでタービンを回す。それ自体はクリーンなエネルギーに感じる。。。

短所
需要に合わせて作り出す電力を調整することがむずかしい。発電するために、日本のあちこちに「ダム」を作るのか?という問題がある。


太陽光発電

長所
ほぼ無公害で、資源の枯渇の心配もない。

短所
半導体を利用するパネルが高価。大量の発電をするために広いスペースを占有する。太陽が出ていないと(夜、曇りなど)発電できないため、安定した電力供給ができない。


風力発電

長所
風さえあれば、夜でも発電できる。クリーンエネルギー。

【短所】
安定した電力を確保できない。
景観に悪影響がある。騒音問題(低周波音)。大きなブレード(回転羽)に鳥が巻き込まれることが多発している。


ということで、どれも、ん〜ん(ー_ー)!!そーかぁ〜。って感じ。



では、今、問題になっている原子力発電はというと。


原子力発電】

長所
火力発電に比べ環境負担が少ない(Co2を排出しない)
燃料が石炭、石油にくらべれば今後も安定的に供給できる
小さな資源で、長期的に大きなエネルギー(電気)を作り出せる


短所
まさに今回のように、事故が起きた時の被害が甚大になる。
使用済みの燃料の処理も大きな問題


やっぱり、エネルギー問題は簡単には解決できそうにないですね。難しいです。


でも、言えることは、私たちが今のように、なんでもかんでもどんどん消費する生活を変えれば、解決する糸口は見つかりそうな気もしますが、その勇気が人類にあるかですね。



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