放射線測定器をゲット!
放射線量測定器を買いました。
普段から、波乗りで千葉北方面や茨城方面に行くことが多いし、空気中とか海水の放射線量とかを他人任せにするだけじゃなくって、自分でも確認したいから。
測定器って安くても4,5万円くらいするものなので、買うのにかなり慎重に調べました。
ネットとかの口コミだとか、使っている人のブログとかいろいろ見て。
プロが使う15万円とか20万円とかのものならそれは間違いないとは思うけど、さすがにそこまで出そうとは思わない。それに簡単に(そして正確に)放射線量が数字がわかればいいわけで、いろいろなわけわからない機能はいらない。
調べてみてわかったことは、価格の安いものはほとんどが中国製だってこと。次に安いのがロシア製。
アメリカとかドイツ(ヨーロッパ)製のものはやっぱり高め。もちろん日本製も高い。
利用している人たちのレビューとか読むと、やっぱり中国製とかの安いモノは測定数値が安定しないとか、精度があきらかに低かったり、故障が多かったりするみたい。
そこで、いろいろ考えた結果、中国製のものよりもかなり高かったけど、ネットでも評判がそこそこ良くって日本にサポートする代理店があるアメリカのメーカー(RAEシステム社)のDoseRAE2というものを選びました。
選んだ理由は、携帯できる大きさ、ガイガー測定ではなくシンチレーション型測定だということ、PCに累積データーを出力できること、などです。
実は、これはあまり知られてないけど、放射線測定器=ガイガーカウンター、ではありません。
放射線測定器には、大きく2つ種類があって、ひとつがガイガーカウンターで、もうひとつがシンチレーション検出器です。
わかりやすく説明されたものが、Amazonのカスタマーレビューにあったので、そこから抜粋しました。
これは、私が購入したDoseRAE2のレビューからの抜粋です。
「一般的に放射線測定器全般を“ガイガーカウンター”と呼んでいますが、実際はガイガーカウンターとシンチレーション検出器の2つがあります。この製品はエネルギー補償付きシンチレーション検出器です。
ガイガーカウンターはGM管というセンサーを通過する放射線の数「CPM (Count per Minutes)」を数えるセンサーを使っています。人体に与える影響は放射線の回数ではなくて、どれだけのエネルギーを被曝したかだと思います。それが線量当量(シーベルト)ですが、ガイガーカウンターでは、どれくらいの強さの放射線が通過したかは測れませんので、特定の核種が特定の距離からガンマ線を放射したと想定して線量当量を試算して表示するものが多いです。ヨウ素131やセシウム137が放射するベータ線もガンマ線としてカウントしますので、正確な線量当量よりも大きな値を示してしまうようです。
ガンマ線に対して線量当量を正確に測定できるのはエネルギー補償機能のあるシンチレーション検出器です(この製品です)。ただし、シンチレーション検出器はガイガーカウンターで検知できるベータ線を検知できません。したがって、正しい線量当量はガイガーカウンターの示す値とシンチレーション検出器の値の間でありますが、シンチレーション検出器の示す値の方に近いと推測しております。ベータ線が人体に対する影響は、ガンマ線より小さいからです。(後略)」
私が購入した米国製DoseRAE2はシンチレーション式の測定器です。
さっそく計測してみたら、自分の部屋で、0.05〜0.07マイクロシーベルトくらい。
朝の調布駅前で測定したら、0.10マイクロシーベルトくらいだった。
これからは、サーフィンに行く時とかも常に携帯して、測定しようと思ってる。
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