A2 SURF BLOG

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知り合いサーファーの衝突事故に思う、海の安全とローカリズム

先週末、私の知り合いがサーフィン中に目の下1cmくらいのところを数針縫った。
大量の出血と大きく腫上がってしまうほどの大怪我だった。


初心者サーファーらしき人の板が飛んできて、パドルアウトしていたその知り合いの人の顔にフィンが直撃したのです。あと1cm上だったら完全に失明するところでした。


実は、この事故が起きたのは、たまたま、とか、偶然とか、思えないし思いたくないのです。


ここ最近、私たちがいつも入っている千葉北の某ポイントが明らかに今までの顔見知りや地元の人たちではない集団が多くなってきていたのです。


そのポイントは波情報にも乗ってないし、車を止めるところもないので、あまり広く人に知られている場所ではないのですが、たぶん、人も比較的すくないし、波もコンスタントにあるので、口コミだと思うのですが、徐々に知られてきているのかな、と思います。
このポイントの目の前にある某サーフショップに出入りしている人か地元の人くらいしか波乗りする人はいなかったのです。


別に自分がそこのローカルだからほかの人に入ってきてもらいたくない、とか言っているのではなく、海やビーチはみんなのものなのでそれはいいのですが。。。。


その某ポイントは、湘南や辻堂、片貝のように広いポイントではなく、大きく分けて2箇所のブレイクポイントしかありません。さらに、そこ独特の強いカレントがあり、日によっても、微妙に変化するし、カレントが強い時は、初心者でなくても、どんどん流されてしまいます。


最近、このポイントに明らかに初心者っぽい集団が多くなってきていて、カレントに流される人、インサイドで一所懸命パドルしてる人、なぜかロングなのにインサイドで波待ちしている人、いろんな意味で「変な」サーファーが多くなってきていたのです。
しかも、ほとんどの人が集団で入ってきます。逆に一人では入りにくい雰囲気があるからだとは思いますが。。。。


集団で入ってくることもそうですが、最近、このポイントの全体の「流れ」というか、「雰囲気」というか、「ルール・マナー」というか、を完全に乱している人たちが多くなってるのです。


そんな状態が4月ごろから目だってきて、毎週毎週「なんか事故でも起きなければいいねー」という話をみんなとしていた矢先の今回の事故だったのです。

数人と話し合った結果、やはり、今週末くらいから、目にあまる人(集団)、いろいろな意味で「危険な人」は、その人に直接言って、このポイントに入らないでもらいたい、と言おうということになりました。(まちがってますかね?)


別に、だれでもかれでも、「出ていけ」ではなく、そのポイントの全体の流れについていけない人、そのポイントの波やカレントにその人の技量が合ってない人たち、は言おうと思います。

でなければ、第2・第3の犠牲者が出てしまうような気がするんです、きっと起きますまた。
とりかえしのつかない事故が起きてからではやはり遅いと思うのです。


サーフィンされているみなさん、どー思われますか?

(a2)