A2 SURF BLOG

日本と日本語が大好きな波乗り人

大好きな日本の食・旅・文化なんちゃってブログ

意外と知られていないウェットの色の話

長年サーフィンをしている人でも、一年中着ているウェットスーツのことなのに
意外と知られていない重要な事実があるんです。


ウェットスーツのジャージは、色によって柔らかさ硬さ伸びがぜんぜん違うのです!
(注意*)
そこのサーファーくん!そのこと知ってましたか?


ジャージには、大きく分けて
「ポリエステルジャージ」と「ナイロンジャージ」の2種類があります。

White,F.Green,F.Orange,F.Pinkなどの発色のいい物は、ポリエステルジャージになります。

さらに、最近はプリントジャージというのもあります。(下図参照)
プリントジャージはWhiteのポリエステルジャージに熱転写します。

ポリエステルより、ナイロンの方が収縮性があり肌触りもよくやわらかく感じます。
プリントジャージは、ポリエステルの上からさらに生地貼り付けるので伸びはよくありません。

そのほかの特徴は、ポリエステルは日光に変色しにくく、ナイロンは日光に変色しやすい。
なので、発色のいいものは、ポリジャージにしないと、納品したお客様からすぐクレームになる、らしいです。
Whiteをナイロンジャージでつくると1年で黄ばんでしまいます。

ポリとかナイロンとかややこしいという方は

やわらかいのが好みの方は
BLACK、CHARCOAL、NAVY、D.PURPULE、YELLOW、
GREEN、D-GRAY、RED、SILVERあたりを選ぶといいでしょう。

多少伸びが悪くても見た目で勝負!という方は
White、LightPink、F.Pink、F.Green,F.Orange、French
で派手に勝負してください。


どうでしょうか、勉強になりましたか?

次回ウェットオーダーする際にはご参考にしてください。


(注意*)ウェットの柔らかさはそのほかに、そもそもその生地のブランドや原反でも違います。
たとえば、ヌーベルバーグ社のウェットであれば、MegaLightIIよりMegaLightIIIの方がやわらかいです。値段も高いですが。